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「きのう何食べた?」117話 感想 モーニング46号

[amazonjs asin=”B07JG3RGWX” locale=”JP” title=”モーニング 2018年 46号 2018年10月18日発売 雑誌”] お久しぶりです。自分では度々更新しているつもり(認知の歪み)が、九月十月ともに一回だけでしたね!ツイッターも始めた時には一日中呟こうと思っていたのに……?
単調な毎日を過ごしているだけなんですが、時が経つのが早過ぎます。今年もあと二ヶ月!
以下ネタバレありの感想です。
[adchord] こんがりといい色に日焼けしたヒロちゃん(フォームの前店長さんで現オーナー)がベトナムから一時帰国しています。ごきげんな感じでとっても元気そう!
閉店後の四人での飲み会も和やかな雰囲気で「お帰りなさーい!」
苦労するのは覚悟の上で、家族への未練を吹っ切るつもりで渡越したヒロちゃん。同じアジア人だし髪質扱いやすい、もっと言葉を勉強してお客様の要望の細かいニュアンスを汲み取りたい! と実に仕事熱心で生き生きしています。
ケンちゃんは安堵しつつ、商売人としてはヒロちゃん勤勉で真面目なんだよなあ……とちと複雑な心境なようです。
そして日本での仕事のハナシ。フォームの閉店時間を20時から19時に早めたい、というケンちゃんの提案をヒロちゃんが許諾。
美容院が19時閉店? 早くない? という感じなのですが、どうも夕方以降の飛び込みの客=仕事帰りに髪を切りたい若い人が来なくなっちゃったみたいです。そういう人はクーポン付き・ネット予約のところ行っちゃうし、うちのお客様は高齢化してるし、ということで。ケンちゃんが「山口さん」をハンティングしてたのが3巻ですからね……!(ケンちゃん自身の髪もフサフサでしたね、この頃は)それなりの月日が経っているわけです。
さらにケンちゃん、早乙女ちゃんとタブチ君に開店を30分繰り上げて午前9時半にしようと思うんだけど……とお伺い。二人ともあっさり快諾! スーパーの開いてる時間中に帰れるのうれしいと早乙女ちゃん。タブチくんも今カノ(千波さん?→108話)が夜七時には帰ってくるので早く上がれる方がいいっす! と喜んでます。
「あ〜ん、助かるよ〜!」
ケンちゃんが言うには中年以上のお客様は曜日を問わずとにかく午前中の内に美容院を済ませたい傾向があるので午前中が混むんだそうです。
たしかに。自分が行ってる美容院も9時開店なんですが、いつも9時に予約しちゃってるw 中年だから……!
ヒロちゃんも開店を早くするのは他店に比べて武器になるかもよ! いいじゃない! と大賛成。
ケンちゃんはやはり慣れないレジ締めに今も苦戦しているようで、一時間早く終われれば、仕事持ち帰っても早く寝られるかも! と、嬉し泣きせんばかりです。
そこへなんと早乙女ちゃんが!
「あたしで良ければ毎日のレジ締めやりますよ?」
早く上がれるんだし……と。
マジで。という顔であらゆる可能性を瞬時に熟考した(?)ケンちゃん。
めちゃめちゃ真剣な表情で、思い切って言いました。
「その分固定給にギャラを上乗せしますので、…全部おっつけちゃっていい?」
「いいですよ〜!」
やったーギャラー!と早乙女ちゃん無邪気に大喜び。
ありがとお〜! と半泣きで拝むケンちゃんですが、そもそも早乙女ちゃんにとってはそこまで大変なことではないわけですから、これでやっと適材適所! 面倒なお客様の相手をするのは新店長が一番上手、それでいいんじゃないですか(^^)
オーナーはちょびっと、ケンちゃんじゃなくて早乙女が店長の方がよかったのか? なんて思ってるけどそんなことないなーい。
おうちに帰って早速シロさんにこの嬉しいニュースを報告! 今度から二人とも同じくらいの時間に帰宅できるわけです。
これからは買い物でも下ごしらえでも、シロさんのお手伝い何でもするよ! と意気込むケンちゃん。
「買い出しはありがたいかも!」と笑顔でシロさん。
懲りずに二回言ってみたけど二回とも同じ答えで、ケンちゃんプンスカ。
俺だって料理出来るんですけど? とお風呂で一人不満を貯めております。
そして翌日。多分その日最後のお客様を送り出したあと、みんなの好意で早く上がれることになったケンちゃん、なんとまだ18時前! 残業続きだったケンちゃんの顔がめっちゃ浮かれてる〜かわいいw
シロさんもすでに帰りの電車。ナスがいっぱいあるから冷凍肉みそ(えらい!)でマーボーナスかな……と考えているとケンちゃんからLINEが。
「俺が料理当番するよ!」
ゆっくり帰っていいからね、という文面に一抹の不安を感じるシロさん……。
しかしケンちゃんはエプロンしながら超ごきげん。シロさんにおいしい手料理ごちそうしちゃいますよーって、健気か!! ケンちゃんてばもうかわいいんだから……。
一生懸命お料理しているところに、結局シロさん帰宅。
いい匂い! と意外にごきげんなシロさんですが、ケンちゃんは焦ります。
まだやっと一品出来たとこっていうかメインを先に作っちゃった!
でもシロさんは、つくねなら熱々じゃなくていいんだから順番合ってるよ、と優しいです。
ケンちゃんは逆にプレッシャーを感じつつ、手早くナスを調理してみたものの、そこで行き詰まってしまいました。二品しか! これだけしか思い浮かばなかったー! と。見切り発車で作り始めたら何か副菜のアイデアが浮かぶかと思っていた模様。
シロさんこれは結構想定内だったみたいで、昨日の残り? のチンゲンサイを出してきて、これで彩りもよくなりました。
じゃああとは汁物……? というケンちゃんに、シロさんは腕組みして今日はいらない! と言い切ります。なぜなら……ビールがあるから!
「今日はおつまみ&飲みの日にしたから〜!」
と満面の笑みでグラスを合わせます。
「シロさんと家飲み〜!」
とケンちゃんも大喜び。まだ時間も早いしごはんを抜いて、油モノ多めでOKの食卓となりました。
おつまみメニュー。
・なすいためのしょうがじょうゆ
・れんこん入りつくね
・チンゲン菜のゴマだれがけ
つくねおいしそー! 意外と簡単そうなので今度作ってみよう。つくね好き。
ナスは油少しで蒸し焼きにした「禁欲的ナス炒め」なんですが、シロさん絶賛。「家飲みのサイコーのつまみだな!」だそうです。
美味いし、つくねは見た目もいいね! と褒められてケンちゃんほっと一安心。
シロさんが褒めてケンちゃんが料理の解説をするという、いつもと逆の構図もいいですね。
ビールとつまみでごきげんのシロさんに、ケンちゃんは喜びを噛み締めてます。これからはシロさんに手料理をふるまえる時間に帰れるなんて幸せ!って。
えらいな……w 私なら毎日料理してくれるって言うなら喜んで甘えるところなのに……ケンちゃんまじ尽くし体質……。
さらにもう一品大根とお豆腐でシロさんの喜ぶおつまみを出しちゃったりして、居酒屋ケンちゃんの夜は楽しく更けて行くのでした。ラブラブかw

ほぼメイン料理しか作れなかったのにレベルアップしてる&相変わらず相手を喜ばせることばっかり考えている、楽しいケンちゃんのお料理回でした!
ヒロちゃんの近況も知れて一安心。タブチ君も今カノと結婚したりして?
次回は50号(11月15日発売)です。中間試験の真っ最中だΣ(゚д゚lll)

118話はこちら

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