「海街diary」
[amazonjs asin=”B00VS23GIW” locale=”JP” title=”月刊flowers(フラワーズ) 2015年 07 月号 雑誌”]映画公開記念祭で表紙&巻頭&付録が「海街diary」です。
いいですね〜可愛くて爽やかで買いやすい表紙!クリアファイルも紫陽花好きには嬉しい(^^)小さめのA5ですが、振込用紙とか挟むのにいいですね。
何より広瀬すずさんの写真がちょこっとだけしか載ってないのがいいんです。やっぱり主役はまんがですから。
「アシさん」最終回‼︎って表紙にちゃんと出ています。
以下ネタバレありの感想です。
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「海街diary」27 あの日の青空
人間関係が意外なところで繋がっている、新しく知り合った人が実は知り合いの兄弟だったりと、そこが面白くもあり、反面窮屈だったりと、同じように感じる方も多いんじゃないかなと思うシリーズですが、もう27回だったんですね〜。
扉絵は京都に修学旅行中のすずたち。
でもページをめくると、エベレストに向かった店長からメールが来て、最初は浮き浮きするものの、だんだんと沈んでいく千佳。今回の出番はこれだけなんですが……何かフラグじゃないですよね!一刻も早く無事に帰って来て欲しい!
今回は佳乃の話が大きく動いたので、一応彼女がメインかな?
仕事を頑張る佳乃を、坂下課長もなんとなく意識しているような感じがするんですが……。外回り中、いつものように海岸で休憩を取る佳乃。
もしかしたら もう無理なのかな
ふと心に訪れた空虚さ。それまでの佳乃がほんと精力的に、けれど細やかな心遣いをもって動き回っているので、対照的なこの描写が効いてます。
でも!そこで心折れないのが佳乃!好きな相手のケガは心配するのが当たり前!充電完了。さすがです(^^)
さて、当のケガ人、坂下課長は山猫亭のご主人と世間話を交わす内に、佳乃に話すことの出来なかった心の澱をつい漏らします。けれどすぐに、話す相手を間違えていると言われます。
坂下さんは佳乃が素敵すぎて、年齢も何もかも釣り合わないからと尻込みしていたんですね。真面目でいいなあ。
明日相手がいなくなったらどうすると一喝されて、目が覚める思いだったのか、雨のそぼ降る海岸にひとり佇む坂下。タイミング良く佳乃から仕事の報告が入ります。
「飲みたい気分ならつきあうって、言ってくれたことがありましたね」
後悔にがんじがらめになって、どうすれば、もしかしたらと自責を繰り返していた坂下の、開いたままの傷。
すぐに駆け付けて、手当てをするのが佳乃です。
雨も上がって、寄り添い合う二人。……良かった!
幸おねーちゃんもちょっとだけ出てきますが、年下の彼氏(候補?社食で一緒にご飯食べてるし彼氏確定?)の悩みを聞いて励まして、そうしたら単純に元気になってと、そんなやり取りに幸自身が辛い恋の記憶から癒されているようです。結構なことです。かなりごちそうさまです。
修学旅行組は言わずもがな。いつも通り中学生らしくさわやかにいちゃいちゃしてました(^^)。
柱によると、吉田先生が右肘を怪我されたそうで、次回掲載が一ヶ月遅れの12月号になるそうです。
今回のお話が自分的に決着を待ち望んでいた佳乃の恋の行方でスッキリ(と感動!)したし、続きはいつまでも待つので、先生にはゆっくり療養していただきたいです。そうは言っても今回も監督との対談も載ってたし、増刊や新しくレシピ本も出るし、原作者の先生は想像以上に忙しいんでしょうね〜^^;
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