2015年第一回目の「きのう何食べた?」予想外の話で面白かったです!
シロさんとケンジの安定した日常に、そんな切り口がまだあったんだなーって。
あと久々に大先生が可愛すぎて、最後のページで思わずにやにやしていたら、まんが読んで笑ってるわ、と夫に突っ込まれたけど、一人の時はもっと泣いたり笑ったりしてますから!!普通ですよ(たぶん)。
以下ネタバレありです。
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シロさんがあまり得意じゃない離婚調停のお仕事をしているオープニング。
お正月気分も抜けて平常運転の事務所です。
「依頼人はなかなかホントの事を言ってはくれません」って、お金払って頼んでるのに、人間ってあくまで自分を取り繕ってしまうものなんですね。
そうでなくても依頼人に個人的な好き嫌いを感じることもあるだろうし、大変そう。
一方若先生が刑事事件に入れ込んでてびっくり。
タダ働きですと……?!それどころか50万の持ち出し!!そんなの熱血弁護士ドラマの中だけの話かと思ったら。(いやこれもまんがなんですが、私の中では2・5次元くらいの気持ちなのであえて)
そんな若先生の手伝い要請を、「(若先生がそっちにかかりきりな分)いつもの民事は俺が余計にやんなきゃだし!!」と上手く切り抜けたと思ったら、大先生に呼び出されましたよ、シロさん。
ここの喫茶店でのお話、すっごく面白くてとても文章では伝えきれません。大先生とシロさんがお話しているところ、今までにも何回かありましたが、どの場面も面白くて大好きです。
とりあえず大先生のお話を箇条書きにすると……。
・シロさんは今の事務所で25年目。
・大先生はそろそろ隠居の準備に入りたいと考えている。
・若先生が刑事事件に積極的に取り組むのは弁護士として親として応援したい。
・いっそ自分の顧問先を筧先生に譲ろうか。
・筧先生がこの事務所の所長になるのはどうか。無理なら若先生と二人ボス体制で、足りない部分を補いつつ共同事務所の看板を掲げてはどうか。
・と言うわけで、今後の人生設計をどう考えているのか教えて欲しい。
という話でした。
大先生はシロさんに気を使って、かなり慎重に言葉を選んでお話してくれたんですが、シロさんにとっては全てが寝耳に水。
ずーーっと今の居心地のいいポジションが続くと思って、先のことなんて何も考えてませんでしたあ☆なんて答えちゃって、
「50過ぎた人の言う事とは思えない!!」
と呆れられてしまいました。
平身低頭するしかないシロさんです。
最初にわざわざ(事務所の)外で話すなんて、またお嫁さんの愚痴かな?って軽く考えてたコマがあるので、シロさんの情けなさが際立つんですよね〜上手い!
その日のメニューはまぐろの山かけ、かぶの肉みそいため煮、もやしだけのナムル、のりの吸い物。
大人の和食って感じよね、おいしい!と喜ぶケンジ。
このケンジも以前、ケンちゃんそろそろ独立しないの?ってフォームの店長に言われたことがありましたが、責任が重いの嫌だもんって断る場面がありました。
自分も同じだ……とシロさん反省しきり。
将来設計について、お前より俺の方がちゃんと考えてると今まで思ってたよ。でもそんな事なかったって今日わかったんだよ、すまん……ってケンジにも謝っちゃうシロさん。
わかる!自分だけ頑張ってると思っていたのを謝りたい時ってありますよね〜。
大先生もまだまだ現役で!と思ってくれたみたいだし、丸く収まったんですが、中年モラトリアムって誰にでもあるんだなーって気付かせてくれたいい話でした。
次回は2月26日発売の13号だそうです。
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以下ちょっと愚痴~_~;
更新がまたしても遅くなってしまいましたが、パート先がごたごたして落ち着かなくてツライです。人間関係が苦手だからまんがが好きとも言えるので、ちょっとでも波風が立つと落ち込んでしまって。転職も含めて自分も将来設計ちゃんとしないとな……といい年して考えてしまいました。今回のお話最初は笑っちゃいましたが、自分も真剣に考えなきゃいけないんだった(・_・;