「フラワーズ」2015年3月号 感想

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「フラワーズ」2015年3月号 感想

今月の表紙は萩尾望都先生でした。先生は大好きですが、この絵はなんていうか80年代風?ちょっと……買いにくかったです。緑に濃いピンクはいいと思うんですけどね。

以下ネタバレありの感想です。

巻頭は

「海街ダイアリー/パンと女子と海日和」

パンツスーツの佳乃が海をバックに一人で表紙に登場です。
冒頭から挨拶回りを精力的にこなす佳乃。仕事頑張ってます。その合間に海を見ながら一人コロッケパンでランチして、いつものように朋章を思い出したり。いつも朋章が出てくると、そんなしみじみするほどいい恋だったっけ?と思ってしまうのですが、新しい恋もなかなか進展がないのが焦れったい。四姉妹の中では佳乃が好きなんで気になります。
幸姉はなんか収まるところに収まった感じで良かった。こんなカップルが浜辺を歩いてたら、お似合いだーって二度見してしまいそう。
チカちゃんが不安なのがかわいそうだけど、ここはもう少しページを割いてくれないと、ちょっと唐突な感じかも。今までチカちゃんの思いが掘り下げられてないので感情移入しにくいというか。(もし読んでない話があったらすみません)
すずの作った夕飯がとっても美味しそうでした。盛り付けもきれいで。

そして久しぶりの

「AWAY」

一紀が無意識のうちにも大ちゃんを探しているのが嬉しい。大ちゃん完全に当て馬?という感じだったので。
それにしても情報量がすごくて何回も読まないと付いて行けないです。
「雪の王子」はいったい何者?18歳がいなくなるとまた大変になっちゃうし、残された子たちはやっていけるのかな?あー面白い!

「アシさん」

山猫先生は安定の面白さです!
自転車じゃなくてバレーにハマっちゃったんですね(^ ^)
今回の迷言
「描くのは楽しいけど自分の絵では萌えないんだよね…
中学生の描いた落書きのほうがまだ萌えるよ…」
これはわかる気がする!睦のツッコミも冴えてました。

「カツカレーの日」

美由紀のお母さんは本当に苦労したんですね。幸せになれっていうプレッシャーすごいな。押しつぶされそう。
今回はちょっと楽しい新キャラ、自称「婚活のプロ」の松野彩子さんが登場しました。
「大切にしてくれる人がほしいんなら恋愛しときゃいいじゃないの!」
って言われちゃいましたが、そういうご自分も理想の相手を求め続けて5年だそうで。
その自分を一番大切にしてくれる相手っていうのが大体の人の理想の相手かと思うけど、違うのかな?
美由紀がいつもの「夜の森」でノートに書いていたことに結構共感したんですが、
「おまえさんがどんだけ高い女なんだよ」と例の高橋さんがばっさり。このメッセージに美由紀はどんな反応するのかな。
それにしても元カレの方はさっぱり出てこないんですが、あれで終わり?屈託なくていい人そうだったのに。まだこれから?

「ふるぎぬや紋様帳」

表紙の着物素敵です。普通にアンティークの着物にまつわるオムニバスにして、着物うんちくを語るのでもいいような……不思議な店を出すなら出すでもっとその部分を書き込んで欲しいというか、いっそ店主と恋愛するとか、とにかくなんだか中途半端な作品になってしまってますよね。好きなんでもどかしいです。

「さんすくみ」

期待通りカッコいい恭太郎が見られました!次号感動の最終話だそうですが、もうすでに感動しましたよ。恭太郎の成長っぷりに。初の連載を最終回にむけてきっちり盛り上げてくれました。最初は既存の作品の影響が気になりましたが、いい作品になりましたよね。上から目線で語ってすみません。
先月といい、今月も泣かされちゃって。
髪を切った恭太郎、凛々しいです。
真弓さんもちゃんと「相澤さんへ」っていうサイン貰って来てくれて。ずれてるけどいい人なんですよね。
「うーん…もう少しだけ」に激しく萌えました!恭太郎に萌える日が来るとは!(失礼)真弓さんもずっと苦手だったけど、真っ赤になっちゃってかわいいじゃないですか〜。
最後のページの背景が綺麗でした。最終回、寂しいです。

「月影ベイベ」

思ってたよりがっつり不倫だったんですね。螢子も懐いちゃってるし。外から見たら妻が浮気してるわけだから、離婚調停も長引きますね、そりゃ……。
踊ってる小さい螢子が可愛かったです、ぱちぱちしてるとこ。

「グレサンポ」

時代の流れが面白かった!これ若いひとにはわからないですよね。

「とりかえ・ばや」

センターカラーの吉野の宮様がお美しいです。このカラー色遣いがとても素敵。
沙羅が石蕗と別れて吉野へ行くことに。
「石蕗の人生からできるだけきれいさっぱりといなくなってしまいたい」
睡蓮と再会したことで決心の付いた沙羅。お付きのみんなも大喜び。
……石蕗といた時の自分を押し殺した、生気のない沙羅がみんなつらかったんですね。
二人の出した答えは出家することでしたが、吉野の宮が保留してくれました。よく考えるようにと。
沙羅の口から「ちやほやされて調子にのってたんだ。男の立場しか知らず…」こんな言葉が出るなんて、ほんとに大変な葛藤があったわけなんですね。
「自分も男の立場だったから、石蕗がどう思うか予想できた」
実際石蕗は沙羅を「理想の女」と絶賛してました。ややのことでも、一言も石蕗を責めず……。それにしてもここのネーム、簡潔でわかりやすくて、淡々と語る沙羅の苦しみが胸に迫ってきて、すごく良かったです!
最後に二人が揃って新たな決意をしてくれて、もう絵は美しいし、言うことないんですが、終わりが近づいているのだけが寂しいです。

「エンジェルトランペット」

なんだ、モンサンミッシェルって唐突に?と思ったらいい感じに裏切られました。捕まって拘束されちゃったし、どうなるの?ってハラハラしてたら美少女が出て。
「私たちは天使だもん」そうきたかー。続きが楽しみです。

来月号は(^^)

来月号は「さんすくみ」と「都の昼寝物語」が最終回。「AWAY」の後編が巻頭カラー。「風光る」が再開。それと「ふしぎ遊戯」の新作が掲載だそうです。「ふしぎ遊戯」読んだことないんですが、面白いのかな…?

4月号の感想はこちら

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