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「きのう何食べた?」115話 感想 モーニング34号

[amazonjs asin=”B07FSH13GB” locale=”JP” title=”モーニング 2018年 34号 2018年7月26日発売 雑誌”] 毎日暑いですね〜ご飯を作る気もなくなります。シロさんは弁護士さんだから、夏の間も背広上下にネクタイもきちんとでえらいなー。そして本編の枠線外の一番下のところに「“なにたべ”インスタグラムに移行しました」って書いてあるんですが、移行する前はなんだったの? ツイッター? 一体公式アカウントで何が発信されているんだろう……。情報弱者。
以下ネタバレありの感想です。
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「きのう何食べた?」115話

ある夏の一日、ジルベールからのLINE(!)で物語が幕を開けました。
おたくのホットプレート使ってギョーザパーティしよ〜! という、いつものちょっぴり図々しい、甘え上手のジルベール。
阿佐ヶ谷の七夕祭りを見物がてらなので来週の土曜日の8時はどう? と。
『すいません、筧さん。急に』
と小日向さんが参入。
『俺はそれで大丈夫よ〜』とケンちゃん。
おお……! グループ作ってる……!
『ハイ、俺も大丈夫』
ってところでシロさんのスマホがちらりと見えて、確かにLINEしてる。まあ便利ですもんね。話も上手くまとまりました。
そういえばシロさんたちも去年お祭りデートしてたね(^ ^)と思ったら、2016年の95話でした……! 時が経つの早い。
さて、仕事帰りに買い物しながらギョーザ以外のメニューを何か……と考えているシロさんですが、見ると夏野菜が高い! まだ水曜だし金曜にまた来てみよう、少しは安くなってるかもと一旦退却しましたが、当の金曜日に残業が。銀座にお勤めのシロさん、LINEでケンちゃんに応援を頼みます。
パーティ好きのケンちゃん、ちょうど仕事も終わったところだったので、『スーパーすべり込んで、野菜安いやつ見つくろって買ってきまーす!』とやる気十分。
シロさんもこれで安心……と思いきや、ケンジには難易度高いこと頼んじまったかな〜と、やや失礼なことを思いつつ電車に揺られてます。
早足で家に帰り着き、第一声が「ケンジ、どうだった?!」
「……。シロさ──ん……」
振り向いたケンちゃんは半ベソ。 やっぱり失敗?!
ケンちゃんのお買い物。ニラ一束、もやし・貝われ・大葉・ゼンマイの水煮を2袋ずつ。
「ごめんね〜…」夏らしいナス・トマト・ピーマン・オクラとかは全部高くて買えなかったの。ニラだけは必須だから買って、あとせめてと思って安売りしてたから大葉。貝われは2点まで限定で10円、もやしはいつも通り2袋で56円、ぜんまいの水煮は食べたくなって……つい買っちゃった……。
怒った? とチラ見したケンちゃんの見たものは、嬉し泣きせんばかりに喜んでいるシロさん!
「よくやった!! 俺は今猛烈に感動している!!(@星飛雄馬)」
完璧だ! 素晴らしい! ありがとう! とべた褒めされて、「良かったあ〜!」と、ケンちゃんも一安心。このコマに飼い犬を褒めている女の子の絵が、シロさんの心象風景として描いてあってそれがおかしい。頑張っていい結果を出したら全力で褒めるのがパートナーを育てるコツってことかしら?(^^)
そして当日。
ギョーザ100個分のタネを作っている時もシロさんはご機嫌。100個でも豚肉は300gしかいらないんだからスバラシイな〜♪ だそうです、はい。
まずケンちゃんが帰宅、それからジルベールと小日向さんが来訪。
「それじゃ皆、ギョーザ包みを手伝って下さい!」
「は──い!」とケンちゃんと小日向さんはいいお返事。
ジルはそれが芸風なので一応ゴネますが、みんなでやれば「めちゃ早く終わるから!」と笑顔のシロさんに押し切られます。
半分はしそギョーザ。美味しそう……やったことないので今度やってみよ!
4人でホットプレートを囲んで、焼き上がるのをじっと待ちます。
「よし! いいかな!」とシロさんが蓋を開けて、ギョーザパーティの始まりです。
・焼きギョーザ(プレーン&しそ)
・ぜんまいの煮物
・もやしのナムル
・貝割れのみそ汁
冷え冷えのビールで乾杯しまして、お酢・しょうゆ・ラー油で熱々を食べます。
飲んで、食べて、また飲んで。
「このふっつーの!! これがイイ!!」
例によって小日向さんはエビとか一捻りしてしまうようで、ジルは褒めてるんですが、シロさんはちょいイラッと。
「お前いっつも俺の料理へのコメントそんなんばっかだね……」
え。でも今日のメニュー、言ったら悪いけどおもてなし感ゼロじゃない? ぜんまいがビタミンA多くて緑黄色野菜の代わりになるとか、栄養満点って昭和かよ! でも結構いけるけど……とジルが言えば、
「あ、そうそう、ジルベール。白ごはんも炊いてたんだった」
「どうして俺だけにごはん出すのよ!!」
で、結局食べる仲良しさん。
みんなで楽しく食べて喋って飲んで、お腹いっぱい!
ギョーザは食べ出したら止められない。それを見越して気配りさんジル、小さいデザートを選んで来てくれてました。
求肥の中に生の白ぶどう……源 吉兆庵の「陸乃宝珠」。あっこれ、ついこの間、職場の友人がお裾分けって一個くれたんですが美味しかったです!
「期間限定なのよ、ものすごーくありがたがってね!」(マスカットの収穫量に限りがあるので個数制限もあるみたいです)
ジルはスイーツ男子(古)なんですね、「次」も何やらお高いデザートを用意してくれるそうで。
みんな満足の真夏のギョーザパーティでした。

お花見の時は苺とシュークリーム用意してくれてたし、ローストビーフの時はケーキもありました。美味しい! と思うことに、いつかみんなにも食べさせてあげよっが付くと、スイーツも開拓のしがいがありそうですよね。ジルかわいい。
次回は38号(8月23日発売)です。無事追い付きました!(^^)

116話はこちら

※「食べていたデザートは「陸の宝珠」じゃなく共楽堂の「ひとつぶのマスカット」だと思います。」とコメントで教えて頂きました。ありがとうございます!

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