読んで満足して感想書くの忘れるパターンでした。今さら感満載ですが一応。最終回の感想です!
以下ネタバレありです。
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「逃げるは恥だが役に立つ」最終話[逃げるのは恥だが役に立つ]
前回路チューからの「じゃあ泊まりにいってもいい?」という風見発言に固まってしまった百合ちゃんでしたが。
「あはは。今すぐってわけじゃないですよ」ってさすがイケメン、手馴れてる……。百合ちゃんがあれだけ葛藤したのもわかるなあ。相手のレベルが高過ぎて。
とりあえずその場は笑って納めましたが、男性経験のないまま閉経したのに今になって……!と百合ちゃんの新たな苦悩が始まるのでした。
みくりと電話していても全然話を聞いてなくて、
「人生、終わったと思っててもこれからってこともあるのね…」なんて呟いて、姪っ子に「彼氏が…できましたね…?」と看破されています。
教えな〜いと百合ちゃん。かなり意外でしたが、みくりも「彼氏」が風見さんだとはつゆほども思ってないし、百合ちゃんも正直にいう気はなさそうで。
いつか来る別れを百合ちゃんがかなり強く意識しているからかと思いますが、どっちにしろ軽々しく人に話したり出来ないほど、百合ちゃんは風見さんとの恋を大事に思っているんですね……。
みくりが4月に就職して5月末。第2回のCEO会議。
まずは引っ越しについて。無事に物件が決まったようです。
そして3ヶ月の契約期間満了後には、7月1日から晴れてみくりは正社員登用。婚姻届は6月末に出しましょうかと、平匡CEOからご提案。
「7月じゃなくて?」
「せっかくなのでジューンブライドでと思って…どうでしょう」
あ、これは自分に特にこだわりがなくても嬉しいやつですね! 相手が自分との結婚をロマンチックに考えてくれる……めちゃめちゃ嬉しいやつ!
「…いろいろお気遣いありがとうございます」
と、お互い頬を染めて見つめ合う、幸福そうな二人がいいです。
思い出深い平匡のマンションともついにお別れ。いろんなことがあったから、少し寂しいですね……というみくりに、新しい場所で新しい思い出を作っていきましょうと平匡さん。微笑み合う二人。
あ〜いい!アンブックスでも「夢の家」で新婚時代を過ごした懐かしい思い出の家をアンが惜しみながら後にする時階段にキスをするラスト、大好きなんですよー!
平匡さんは会社で引っ越しについて沼田さんと雑談。
料理持ち寄りで宴会しよう!と沼田さん。通りかかった大清水さんに「来る? 津崎くんの新居」と勝手に誘って、当の大清水さんにそういう勝手なのダメ!と叱られてます。こちらも交際は順調な様子。
平匡さんは「うちの妻とも顔見知りですしよかったら」と社交的。というか「うちの妻」って初めて言っちゃった……と喜びを噛み締めていて後は聞いてない。かわいい。
みくりはやっさんとお家でお喋り。
やっさんはジャムの通販を始めてそれがなかなか好調なよう。結局お金を出してプロのアドバイスに則って活動しているみたいです。
あらためてみくりに感謝。あの時余計なお世話って一蹴したけど、みくりの言葉で今のあたしがあるんだよって。
こっちこそありがとう。思ったことを気にしないで言えばいいって言ってくれて。あれで萎縮しないで活動出来たし、今の会社にもたどり着けたからね。
「振り返ると人生っていろんな方向に道があるもんなんだねえ」
仕事頑張るぞー!とやっさん。人生を拒絶しなければ、なんらかの道があるってことでしょうか。柔軟な思考で生きていきたいものですね。
6月、引っ越した新居でホームパーティ。百合ちゃんカップルのカミングアウトはなし。大清水さんに沼田さんが一緒に暮らす?とさりげなく言ってましたが、大清水さんは他人と暮らすのは無理かも……とお断り。でも一緒にいるのは楽しいです!と。
帰り際風見さんが平匡さんに、「変わりましたよね、なんか」と伝えると、
「ーーはい」と頬を染める平匡さんでした。
「あなたも変わったわよ」と言い連れ立って帰って行く百合ちゃんたちに、
「百合ちゃんと風見さんも仲良くなりましたよねえ」
「意外とあの2人ってお似合いですよね」とあくまで気付かないみくりたちです。
そうして6月最後の日曜日!
区役所の時間外窓口で婚姻届を受理してもらう二人。指輪も贈られました。新しい契約の締結です!
久しぶりのネクタイ姿、かっこいいですとみくりが言えば、みくりさんも素敵です……と平匡さん。
「今日は花嫁だから白いワンピースで」
そのまま二人はランチデート。
「結婚式を挙げられなくてすみません」
いいですよ、今から双方の家族に説明するのも大変だし、でも新婚旅行は行きたいです。
じゃあCEO会議でお互いプレゼンしましょう、と和やか。
ランチ中は産まれてもいない子供の子育ての分担について。……どんな子供か親は決して選べないんですが、語り合っちゃうところが新婚のご愛嬌です。
「たくさん考えて面白そうなものは試してみましょう。生活ってそういうものですもんね」
と明るい未来を思い描く二人です。
これからは二人でいることが日常になる。だけど今日は特別な一日だから。
「写真を撮りませんか。写真館で」
「え」
「今の気持ちを形で残しておきたいんです」
「ーー素敵だと思います」
逃げたり戻ったり、手に入れたり失ったり。人生ってそんな毎日の積み重ねでできている。だから今日を大切にしようーーというオーソドックスながら自分たちにとっては革新的であるという幸せに落ち着いた二人。
ちょいちょいはさまれるロマンティックさが良かったです……(#^.^#)
後は百合ちゃんの番外編。4月号だから発売済です。そっちも面白かったですよねー!