逃げるは恥だが役に立つ
今月の表紙!
本屋さんで見てびっくり。ちゅーしてる!
何ですかこのラブラブっぷりは(((o(*゚▽゚*)o)))
色遣いも爽やかで、夏らしくていいですね〜。講談社漫画賞受賞って、こんなにでっかく入ってるの、初めて見たかも。
第28話
先月は最終ページ丸々1枚がゴム製品らしきパッケージで終わっちゃってましたし、今月の表紙はこんなだし、さてさてどんなことになってるわけ!とページを開くと、津崎さんの会社でしたー。
津崎さんの出社が珍しく大幅に遅れたことが、風見さんと日野さんのコーヒーブレイクのお供として話題にのぼってます。
フレックスだから遅刻じゃないんですが、問題はあの津崎さんが、空が青いとかコーヒーが旨いとか、らしくない発言を連発することだそうで。
そこへ本人が登場するんですが、確かに別人のよう!
笑顔!爽やか!お疲れ様って自分から声かけてきた!
風見さんは事情を知っているせいもあって、何があったのかすぐに思い当たったんですが……
余裕!自信!
たった一晩で、なんかオトナになってます!微笑ましすぎて照れます!
誰かと語り合いたいけど、百合さんにこの話は無理か……と、良識ある風見さん。
津崎さん本人にも断られたし、俺と飲んで!相談あるから!と、結局日野さんと行くことに。
一方名実共に新婚家庭となった我が家へ帰還した平匡氏。
玄関に出迎えてくれたみくりを早速「ぎゅう」。
「も〜まだ勤務時間中ですよ」
「ふふっ」
って、どんなバカップルなの……。もう今回二人のそんないちゃつきがてんこ盛りで胸焼けしそうです(^◇^;)
一緒にご飯食べて、みくりが片付けをする間、平匡はリビングでテレビを見て。
表面上は今まで通りの日常も、一変してます。
かわいい生き物が気もそぞろに、興味のない番組を流しっぱなしで、手にしたスマホの操作もせず。みくりを待っているのですね。
平匡の行動を見抜いてるみくりはしみじみ可愛さをかみしめているのですが、
終わったらちょっと来て?
ここ座って?とソファをポンポンされた日には。
座りましたよ、平匡の足の間に。
いいですね〜出来立てほやほやのカップルの可愛い合戦!
いちゃいちゃ最高!と週末を謳歌する二人、なんですが……。
みくりと平匡、どちらも普段なら週末に片付ける用事(みくりは家事)が出来なかった模様。
月曜日、恋に振り回されていると感じるみくり。
ここのみくりのモノローグ、すごい的確に言い当ててくれてて、感心して、すっきりしました。普段何となく思っていることが、整理されてきちんと言語化してある、それが本作品の大きな魅力の一つですよね。
一方日野さんの「相談」をきいて、「紹介」をセッティングされてしまっている風見さんです。
一回だけご飯でもと押し切られたようですが、日野さんも同席してるしと思ったら、結構押しの強い女子来ましたよ。
30過ぎには見えない可愛らしい女性なんですが、会話に難あり?
とにかく何にでも結婚の二文字を絡めてくる。ここのテニスのたとえ、めっちゃ秀逸でした!笑わせて頂きました。いやでも自分もこんな時あったかも!っていう自虐風味な笑いとしても、面白かったです。
しかしこの面白エピソードは風見さんに、
・50代の女性の知り合いと話すの楽しい
・誰とも結婚したいと思えない
と言わせるためのエピかと思います。
そんな前振りからの〜百合ちゃんが、お仕事上の付き合いの方に、
「どう、彼?」なんていって、49歳バツ1シングルファーザーを勧められたりするんですが、これはまさか発展する?ちょっと百合ちゃんの複雑な心境とかもあるんで、感想は保留します。
そ・し・て、ついに!
ベッドでいちゃいちゃしながらの、平匡のプロポーズ!
「本当に籍を入れるのってどうですかね」
みくり、即答出来ません……お給料はどうなるの?と。
ただ働きって言われると、主婦としては読んでてあんまりいい気はしないんですが、まあこれが話のもう一つの主軸だからしょうがないですね……。
さらに平匡は、風見のところは辞めて欲しいと。
でもちゃんと「勝手な嫉妬なんですけどすみません」って言ってくれました。素直になったねえ、平匡さん。なんかほんとにオトナになってますね。
でも副収入もなし!とみくりは追い込まれました。
結婚というものについて考える機会を持った四人の男女。
津崎さんだけが超幸せそう!ってアオリがいい仕事してくれてます。
今月も面白かった&新たな葛藤が生まれて続きが楽しみです!
10月号の感想はこちら