「Kiss」2016年 6月号 感想 逃げるは恥だが役に立つ

「Kiss」2016年 6月号 感想 逃げるは恥だが役に立つ

現在発売中の7月号では、「逃げ恥」は予定通りに休載。8月号から再開です。
さて前回風見氏の壁ドン・34話まで感想を書いたんですが、35話掲載の5月号がありません……。
でも確か、八百屋の件が商店街の活性化まで話が大きくなって、タダ働きでコンサルタントの真似事なんてやだ!とみくりが言って、うちの会社でも話聞くだけなら出来ますよって平匡が言って、やだカッコイイ、そうでしょうもっと好きになっていいんですよ♡って二人がいちゃいちゃしてた、そんな話だったような。
以下、6月号のネタバレ感想です。

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「逃げるは恥だが役に立つ」第36話 [五里霧中]

風見さんが壁ドンした、もとい「そんなこと言わないで」と言った真意について話がしたいと、二人で会うことになったんですが、百合ちゃんの家には居候みくりがいるので、風見さんのお宅に百合ちゃんが行くことになりました。ここまでが前回のオハナシ。
冒頭から婚活の話をしている桜庭さんと椿さん(モブです)。年下の男を相手にしちゃだめ、都合よく甘えたいだけで結婚なんて考えてないのよ……と語る横を、連れ立って通り過ぎる百合ちゃんと風見さん。見た?あんな風に「年下男は仲のいいボーイフレンドにしておくのが一番なのよ」。

夏以来久しぶりですね、と百合ちゃんにお茶を出す風見さん。あの時教えてくれたマグカップ蒸しパン、気になって作りましたよ、意外といけた……と、記憶があやふやな百合ちゃんに比べ、よく覚えているんです。年の差?それとも相手に対する興味の差?
先日道端で泣いた時、人目につかないようかばってくれてありがとう。そう本題を切り出した百合ちゃんに、
「(赤の他人に興味本位に)見られたくないっていうより(俺が)見せたくなかったんですよ、なんか」
「あれってどういう意味?」
あ、泣いてる百合さんを誰にも見せたくない的な、独占欲的な発言は流すんだ(^^)
結婚しなくても子供がいなくても、充実して幸福な人生を送れるんだ、私を見てそう思って救われる人がいると思うの、こういう人間も社会には必要でしょ、という発言を、風見さんに否定された気分の百合ちゃん。
あれは自虐じゃない、本心だし……私なりに長いこと悩んで得た哲学というか人生観で、「そんなこと」で片付けられるほど軽い発言じゃないの。
本当は後悔してるのに無理して強がっているんだね、かわいそう。
理論武装して痛い女だな。
そう言われてるみたいで納得出来ないのよ。
「すみません」
風見さんの謝罪の後、しばし沈黙。
「否定しないの?」
と驚く百合ちゃん、逆になぜ風見さんなら否定してくれると思うのか?ただの友人にその全幅の信頼は何?非婚主義の同志だから?デリカシーのある相手だから?
風見さんは慌てて釈明します。
あの時はとっさのことで上手く言えなかったけど、
「他人のお手本になんかならなくてもいいって思ったんですよ」
年甲斐ない、みっともない、ああはなりたくない……そんな他人の評価なんてどうでもいいんです、百合さんの人生なんだから、もっと自分の気持ちを大切にして生きて欲しい。
「僕は百合さんの恥ずかしい顔好きですよ」
僕だけは百合さんをかわいそうなんて思わない。あなたがどういう人かよく知っているから。
全肯定されて、ほっとする百合ちゃん。
そもそも人に同情して引きずられてズルズル行くことなんてないし、冷たい人ってよく言われます。そう自己分析する風見さんに、自分の問題が片付いて余裕の出た百合ちゃんは微笑みます。
「あなたは正直で誠実で優しい人よ、少なくともあたしにとっては」
否定しないの?って詰め寄ったのに……百合ちゃん(^^)
「誰にでも優しいのは本当に優しいとは言えないわよね」
うーん、人間は関係性の中で変化する生き物だからな……。
すっかり納得してご機嫌の百合ちゃん、
「男でも女でも自分と距離のある人と友達になれるのって楽しいわよね(風見さんが自分を下に見た!ともやもやしてそれを訂正させに来たのに??)。風見さん、これからもいい年下の友人でいてね」
いい笑顔で帰り支度をする百合ちゃんを見て、風見さんは手で口元を覆います。今まで隠してたこと、あからさまに見せないようにしていたこと、
「はっきりと言わないと 一生 伝わらないんだなって」
きょとんとする百合ちゃんに風見さんははっきりと告げます。
「あなた、僕が 絶対 自分に欲情しないと思ってるでしょう」
「……しないでしょ」
「男というものを甘く見すぎですよ」
思わぬ事態に百合ちゃんは今日のお礼だけいうとそそくさと逃げ出し、取り残された風見さんは、しゃがみ込むと床を叩いて真っ赤な顔を手で覆います。
「うっわ、すっげ、恥ずかしい……」
さてかねてからの要望通り、百合ちゃんに己の「恥ずかしいところ」をさらけ出した風見さん、どうなるんでしょう。どういう関係になりたいんだ?二人は。よくわからない……。

一方みくりは商店街の活性化案・青空市の件、日給三千円で引き受けざるを得なくなってしまいました。それにしたがって青空市まで別居も延長。
みくりが仕事に夢中で結婚なんて面倒になってしまうんじゃないかと、以前の自分がそうだったので心配する平匡さん。考えれば考えるほど、「条件」以外の自分のアピールポイントがないことに不安を覚えます。男子力を磨きたいけど、そもそもそれってなんなんだ⁈とか考えてます。
四者四様に悩む姿で今回は終わり。

厳しい第三者の目で見て、八百屋エピソードは必要なのか?厳しい第三者の目で見て、風見さんの告白はあれで良かったのか?次回の展開に是非を委ねたいと思います!
イチローのユーモアに感銘を受けたので、さらにパクってみました(^^)

8月号はこちら

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