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「初恋の世界」 西炯子

フラワーズ6月号で無事完結しましたね!
とびとびに本誌で読んだりしていたのですが、2016年から8年がかり15巻で完結なんですね…。
最終回には子どもたちのその後が描かれていたのがよかった。
こんな大団円を迎えるとは想像もしていなかったので感慨深いです。
うちも養子で血のつながりのない家族なので、終盤の薫と小鳥遊の奮闘にはただただ懐かしい気持ちになりました。昔の自分だったらみんな上手く行き過ぎ!しょせん絵空ごとよね……なんていう感想になったと思います。
今の自分はこんなに長く読み続けて、みんなが努力して生き方を自分で選びとってよかった、ハッピーエンド最高!って思いました。
思えば西炯子先生のまんがに出会ったのは、小さいサイズだったころのウイングス。ポップな高河ゆん先生のアーシアン(源氏?あいまいですみません)読みたさに買ってきた雑誌に絵がきれいだけど面白さがよくわからないまんが(「三番町荻原屋の美人」です。懐かしい)が……程度の認識でした。
今も変わらずきれいな絵(と、描線!)で面白いお話が読めて幸せです。「たーたん」も変則的家族だったんでどうなるのかな……とハラハラしてましたがあちらも無事ハートウォーミングな結末で……よかったです。
近いうちに全巻の感想を書きたいです。

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