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「Kiss」2016年4月号 感想2 逃げるは恥だが役に立つ

time 2016/03/26

「Kiss」2016年4月号 感想2 逃げるは恥だが役に立つ

4月号です。一個前の号の感想です、すみません。5月号は明日定期購読している書店で買おうと思います。桜が咲き始めましたが、今日はとっても寒い日でしたね。
以下ネタバレありの感想です。

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逃げるは恥だが役に立つ 第34話 [時は金なり]

小洒落たお蕎麦屋さんのカウンターに座る風見さんと同僚の五十嵐さん。ついに二人での飲みが実現しちゃってますが……、ぐいぐい押す五十嵐さんと、敢えて雑にあしらうことで好意がないことを露骨に表明する風見さん。この組み合わせ、ぎすぎすしてて、読んでてあまり楽しくないです。
「しつこいから」「うんざり」「へこたれませんよね」こんなこという相手と飲むなんて全く時間の無駄だと思うんですが、五十嵐さんがまた「ポジティブっていうか自己肯定感が強い感じにちょっとイラっとする」という印象を風見さんに与えてしまっているので、読んでるこっちがこのエピソード全体にもやもやします。
五十嵐さんは風見さんに興味があって、お互いもっと知り合いたいって思っているのはわかるんですが、アラサーで付き合うのに結婚したくないって、「要は責任取りたくないんでしょ」「覚悟がなくてあらゆる責任から逃れたいってこと」なんて面と向かって言う女性と飲むのもしんどいですよね。
遠慮なしにお互い言いたいことを言いあえる関係が理想。私たち気が合いますね、とどこまでもポジティブな五十嵐さん。言いたいことは言い合ったけれど、共感も受容もない会話に、「嫌な人ってわけじゃないんだけど」風見さんは疲れてしまったようです。

さて、例の約束の1ヶ月目が近づいてきましたが、みくりが延長を申し出ました。やっさんの八百屋の手伝いを頼まれて引き受けたから。
やっさんが店の仕入れのために免許を取りに行くことになり、店番を頼まれたみくり。でも友だちだからタダ。売れ残った野菜や果物を現物支給で。交通費だけなんとか出すからと。
家事代行の仕事は今は週2日だけだし、ほんとは私現金収入が欲しいのに!と言うみくり。やっさんのところが落ち着いたら改めて就職活動しますから、もうちょっとだけこのままでいいですか?と可愛くおねだりするみくりに、デレデレ承諾する平匡さん、平和だ……。

結局手伝いに行ってみたら、やっさんは店先を少しおしゃれ風に改善してました。嬉しくなるみくり。そこへおしゃれにベビーカーを押したやっさんのママ友が寄ってくれたんですが、手作りのジャムをことづかります。みかんと人参のジャム。みくりがこういうやり方もあるよと言った時は反発したやっさんですが、ちゃっかり取り入れて人に勧めちゃってます。
教習所から戻ったやっさんに店番中のことを報告して、ジャムは売れないけどレシピのコピーを置いとくのもいいね、必要な資格を取れば加工食品も扱えるよ、とアドバイスするみくりです。ここも面白くないわけじゃないんですけど、全くの素人、八百屋・接客・販売・経営全てにおいて全くの素人のみくりの思い付きで事態が好転していくってのもなんだか微妙な気がします。

一方懲りずに五十嵐さんが風見さんを飲みに誘っている現場に、百合ちゃんが乱入して風見さんを飲みに誘います。目が……目が座ってます。
「その顔なんかありましたね。付き合いますよ」
あっさり許諾する風見さんに、五十嵐さんは衝撃を受けてます。
百合ちゃんに起きた「なんか」は、男がらみでした。
以前一度だけデートした例のシングルファーザーが、19歳年下の30歳の女性と再婚した、と。あれから数ヶ月しかたってないのに結婚って何ごと?
好きだったわけじゃないけど、男はいいわね。自分の娘みたいな年の子と結婚しても羨ましがられるだけ。相手の子も包容力に惹かれたのね、で終わり。でも女が同じことしたら、あたしだけじゃなくて相手も物好きだって笑われるのよ、理不尽だわ。
「年齢ってそんなに大事ですかね。
人によるんじゃないですかね」
人それぞれでしょ、って五十嵐さんとも結局同じような話をしてるのに、百合ちゃんも反論して絡んで来るのに、風見さんは百合ちゃんといる時の方がずっとリラックスしていて楽しそう。
バーを出て夜の街を歩く二人。すっきりした、ありがとう、あたしは恥ずかしいところばっかり見せてしまっているから、「そのうちあなたの恥ずかしいところも見たいわ」言いたいことを言い合ってもギスギスしない、柔らかい雰囲気の二人ですが、それはお互いの人生が混じり合うはずがないとお互いに思っているから? 目に見えない薄い壁があるような。絶対に超えられない、恋愛対象になるはずのない、年の差という。
百合ちゃんは笑いながら言います。
あたしは一人で年を重ねて来たけど、楽しく暮らして人生を深く味わっているつもり。そんなあたしを見て安心する人がいるといいなと思うの。寂しさの中にも幸福や充足感はあるから怖がらないでいいって。
「そういう人も社会に必要でしょ。結婚しないと子供がいないと不幸っていう強迫観念から若い女の子たちを救ってあげたいなって」
「そんなこと言わないで」
真剣な表情で百合ちゃんの肩を掴む風見さん。あれ?この場面の反応がそれ?案の定百合ちゃんが戸惑っています。風見さんも自分の発言や行動に戸惑います。
え?なんで?
二人ともがわけがわからずにいる中で、百合ちゃんの目から涙が。なんでだろう!さらに戸惑い、止まらない涙に動揺する百合ちゃんを、人の目から隠すように風見さんがさりげなく壁に押し付け……って、壁ドンですね!
アオリには「本気モードの風見さん」ってあるんですけど……あれっ本気なの?
しかしこの二人は作中に出て来る男女の組み合わせの中でも、群を抜いてロマンチックな描写が多いですね。待て、次号。といいつつ発売済みなので、その内また。

5月号は感想書く前に処分してしまったので、6月号の感想です(;´・ω・)

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