15日まではまだ松の内(の地域もある)ということで……
今年もどうぞよろしくお願い致します!
昨年は年末になって急に「バラ色の聖戦」ブーム(?)が来ていたのか、たくさん記事を読んでいただいてとても嬉しかったです。いい作品はいつ読んでもいいものですね。
年明けから今まで何をしていたかと言うと、いろんなミニブームにはまってました。
以下恐ろしくどうでもいい話↓
今年の初売りは去年のGWに出来たアウトレットモールに行きました。エーグルで夫の服、娘にポンポネットの福袋、ティファールでフライパン×2と小鍋、たち吉で魚用の長皿と四角い小皿、激混みのコーチで長財布を買い、家に帰った後、すでに購入済みのルピシアのお茶福袋×2を引き取りにそごうへ行きました。自分の服は何でもいいので買いませんでした。どうせ外出めったにしないんで。
あと娘に好きなアイドルを作らせようと一緒に少年倶楽部(ジャニーズのテレビ番組)見てたら自分がキンプリの可愛さにハマりそうにまりました。コンサート行ってみたいです。でも娘が「この人好き!」って言うのが休養中の岩橋くんで、そう思うと元からファンの子達はとっても悲しい思いをしているんだろうな〜って本当に悲しくなってしまいました。復帰が待ち遠しいですね。
そして去年撮り溜めていた「BANANA FISH」を全話見て、もう感動の嵐でした。最初の違和感なんのその、五話も見たらもう違和感どころか声もキャラデザもこれ以外考えられない!っていう神アニメでした。ハードな内容もちゃんと再現されていて、ブランカが最初に狙撃してきたシーンとか画面の前で声を上げちゃいました。最後の武器が電動ドリルっていうのも鳥肌モノでした。長らくアクション映画なんて見ないから、音が入った臨場感に感動しました。絵もめちゃくちゃきれいかつ動きがあって素晴らしい! 23話でブランカの身体色々おかしくない? とか気になることはありましたが、アッシュのかっこよさと英ちゃんの可愛さ無垢さは声優さんにもほんと感心させられました。特に英ちゃんはちゃんと男の子なのにあの可憐さは何?っていうくらいすごかったです。シンの少年らしさも愛おしかった……。毎週の引きも原作で読んだことがあるのにどうなっちゃうの⁈ と思わせる演出がすごい。OP、EDも一期二期ともによかったです。24話、中だるみもなく一気に見終わることが出来ました。しかしアニメの全話感想してる人はすごいな……と常々思っているのですが、やりたくなるくらい面白かったです!!DVDBOXが欲しいくらい。原作はリアルタイムで読んでて正直後半はアッシュの変化についていけないと思って読み込んでなかったんですが、こうしてアニメで見て、原作の素晴らしさを再確認しました。ほんと映画のような、映像的な間や構図、印象的な決め台詞、図書館・フェリー・地下鉄・公園と場所の使い方、ヘミングウェイの引用の仕方。
そして何より、アッシュと英二の関係の描かれ方が素晴らしかった〜! アッシュの依存とも言える英二への執着を、「彼はお前の孤独を癒すために存在しているのではない!」とブランカがバッサリやるところ。見てる方は二人がお互いを必要としていて、深い友愛の世界で救ったり救われたりするのが感動的…ってなってるところで、すごい現実を突きつけてくるなあ! って驚いてそのまま怒涛のラストに流れ込んでの別れ……。
ブランカに一緒に来ないかと誘われて、英二しか自分の孤独を埋められない、でも英二を俺の孤独を埋める道具にはしないと断るアッシュ。
英二に頼まれて手紙を届けに行ったシンが、何で最後に会わないんだよ〜会いたいくせに! と自分は見送りに行って、アッシュがまた会おうって言ってたと英二に嘘を吐くシーン。
離れていても君は孤独じゃないし、僕もそうだ、僕は永遠に君のものだからという英二の手紙。
素晴らしい最終回でした……泣いた……。
総集編+「光の庭」で映画やって欲しい。見に行く!
あと広島県立美術館で「サヴィニャック ポスター展」やってたので見ました。面白かったです。色がきれいで、動物の描き方、商品の宣伝のための発想がすごい。まあ宣伝材料としても一枚の絵としてもすごいからこうして後世に残るわけですからそりゃすごいに決まってますよね。画面の大胆な使い方、必要な情報だけ、余計な部分は究極まで削ぎ落とす。これってほんと中々言うは易し行うは難しなんですね。吉田先生のまんがもそうですが、特に広告ポスターとなると色々盛り込みたくなるだろうにすごい!
最近の美術展は宣伝のために撮影出来るところを用意してくれているのがいいですね。年末に出かけた周南市美術博物館もそうでした。
新年早々取り留めのないことを書いてすみません。年をまたいで吉田秋生先生に感動させられたっていうことでした!