冬休みの宿題がまだ終わってない……!遊びすぎました。
人生って時に過酷。
それは華やかに見えるモデルの世界でも同じこと!
……ちょっと芝居がかった前振りにしてみました(^ ^)
以下ネタバレご注意ください。特に茜子贔屓の方!
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「バラ色の聖戦」Stage.90 夢を抱く者と敗れる者
前回、ステージで一歩を踏み出そうとして転んでしまった茜子。
靴のプロモーションでモデルが転倒などあってはならないこと。
「ジミー・シュウ」のイメージが!と会場中がざわめく中、ショックで立ち上がることを忘れている茜子に、紗良はしてやったりの笑顔で手を差し伸べます。
茜子は自力で立ち上がると、ジョークを飛ばして客を笑わせ、自身も必死で笑顔を作ります。何とか表面上は取り繕ったものの、ショーの後の撮影会で、茜子は3人のモデルの中でミランデの左側、3番手の位置に立つことを求められます。最初は紗良に指示され、次にスタッフからも……。
「茜子が左か。たしかにパッとしないもんな。顔の写りもよくない。とうとう茜子の時代は終わったか」
これからは紗良の時代ーー関係者たちは口々にそう噂しあいます。
頭を下げて失態を詫びながら、今日の話が広まれば他のブランドからももう仕事は来ないだろう……そう悔やむ茜子ですが、気にかかるのは母のこと。
マネージャーに詳細を確認しますが、そもそもマネージャーは何も知りません。スタッフがバタバタしていたのは、予期せぬ雪でミランデの到着が遅れたから、ただそれだけ。
真相を知って茜子は、ちょうど通りかかった紗良に掴みかかります。
悪質なウソで私を騙したのね!卑怯者!
モデル同士のケンカに注目が集まる中、頭に血が上った茜子は紗良の頬を平手打ちしてそう怒鳴ります。
紗良は平然と笑いを浮かべて、言い放ちます。
みんなに嫉妬だと思われるわよ。
以前のあなたなら仕事中はどんな私情も抑えて完璧に集中したはずよ。
だましたかどうかの問題じゃない!あなたの力が落ちてるのよ!
駆けつけたスタッフには愛想よく、ただの行き違いよなんでもないからと告げて、紗良はその場を去ります。
残された茜子は、絶望に打ちひしがれて立ち尽くします。紗良の言葉は見事に的を射ていて、それを認めざるを得なかったのでした。
そして新キャラ「ヘビ女シャー子」こと西野ショウ子さん!
簡単に言うと真琴のための助っ人で、世界を股にかけて活躍しているモデルのエージェント(代理人、仲介業者)で、死ぬほどヘビという美しい生き物が好き!←感性が突き抜けている表現のようです(笑)
シャー子さんに色々稽古をつけてもらう真琴。楽しいですねー。
いかに人を惹きつけるか。ドラマチックさ。あと英会話。大変だけどやり甲斐を感じる真琴です。あと2週間!
さて気になるオーディションの内容は「黒のごくシンプルなワンピースで『クロンヌ』の世界観を表現する」というお題です。
合わせる小物で決まるとあって、紗羅はゴージャスなファーを選ぶ気だったようですが、ファーに関しては何か問題?があるようです。
悩む真琴はちょうど冬休みなので、子供たちを大阪の実家に預けに行きます。
パパの希望で久しぶりにランチとあって、喜ぶ子供たち。
先に席に着いて待っていた元夫・敦司を見つけて、喜び駆け寄る子供たちとは違い、そのやつれぶりに衝撃を受ける真琴。
パリコレの準備で多忙なことを裕がぽろっともらした時、それで子供を実家に預けて……と文句を言われると思い身構えた真琴ですが、敦司の反応はシンプルなものでした。
「すげーな……。次は世界にチャレンジか。すげー……」
思わず本人だよね?と真琴も戸惑うほど。
子供たちに席を外してもらって、元夫婦の二人はお互いの近況を語り合います。
真琴は敦司の服装が以前に比べて整っていないことを指摘し、無理をしているのではないかと気遣います。
敦司は先日のバッシングからの劇的なカムバックをネットで見てくれていて、感動したことを告げ、真琴を称えます。
自分の仕事や家庭……人生そのものが、自分で選んだことには違いないけれど、誰かのために犠牲になっている。今味わっている絶望感こそがまさに、以前の自分が真琴に強いていたものだと分かった。それがどれほどむなしいものなのか。
真琴が必死で訴えたときに無視したツケが、今自分の身にまわってきた、わかっている、だから耐えるしかない……。
去っていく敦司を見送りながら、真琴はその幸せを祈るしか出来ません。
(やりたいことができるって幸せだ)
どんな困難なことにも楽しんでチャレンジして行こう!そう思いを新たにする真琴でした。
久々に真琴らしさが出て面白かったです!ネクタイのことを指摘した時はさすが元夫婦やね〜とちょっとほろりときましたね。
やりたいことが出来る幸せ。そーですよね、私も新しい記事を書くたびにそのことを噛み締めております。
宿題もあと書き初めだけ!頑張るぞー!
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