近況 「君の名は。」観ました!

  • 2016年9月13日
  • 2016年9月13日
  • 日常
  • 111view

みなさま、お久しぶりでございます!
素敵な夏を過ごされましたでしょうか?
夏の暑さと子どもの行事にすっかり記事を書く気力を失っていたスウです。
img_5044
夏の工作で万年カレンダーを作ったりしている内に……
img_5048img_5056
カープが優勝しちゃったり♡
スポーツにはまるで興味のない私ですが、カープはやはり広島の心ですから、それなりに嬉しいです(^ ^)ユニフォーム買おうかな……とか踊らされてます。パート先でも優勝セールしてるんですが、大変忙しいです!!

そして観ましたよ、「君の名は。」。レディースデイに行って来ました(1100円に値上りしていたのにはビックリです)。
以下いちおうネタバレ注意でございます。
予備知識がなければないほど楽しめる映画だと思います!

「君の名は。」

新海誠さんに関するわたくしの乏しい知識は、「言の葉の庭」で大江千里の(秦基博の)「Rain」で素晴らしい映像美を見せてくれた監督さんだというくらい。
本作についても何も知らないまま(CMも見たことなかったですが、原作本が死ぬほど売れてるらしいのは知ってた)観ましたが、大変素晴らしかったです!後一回劇場で観ようと思ってます(^ ^)

当然RADWIMPS(カタカナで打ったら変換出来ました!)も知らなかったので、バンプが流れたと思ってました。
大ヒット作と言う知識だけだったので、思ったよりコミカルで、わかりやすくて、ベタなシュチュエーションで、キャラが深夜アニメっぽい……と色々考えながら見てましたが、そんなに引っかかりはなく物語りを楽しめました。青臭さの何もかもが愛おしい、と後半はもう泣いてましたね。
とにかく映像がきれい!瀧の住むマンションのドアの外に広がる東京の風景が感動でした。夫が単身赴任していた時、早稲田大学の近くに住んでいて、リーガロイヤルホテルと椿山荘が近くに見えて、それがすごく都会的な風景に思えて、故郷に感じるのとは別の、一過性なんだけどその時の気持ちと共にいつまでも覚えていたいような感じが、映画を観ていて鮮明に蘇ってきて。地方在住者の憧れというフィルターを通した美しさ。
糸守も美しかったですけどね。東京の風景には胸がしめつけられました。
声優さんもまったく違和感なしでした!入れ替わり後も。神木くんの演技力に脱帽。 キャラクターもみんな可愛くて。一番好きなのは奥寺先輩。CVが長澤まさみさんだとパンフレットで知ってびっくり。素敵でした、ミステリアスで。
二人が入れ替わっている夢が楽しくて、何もかもがいい方向に行き過ぎて違和感がある、逆に感情移入しにくいという意見もあるとは思いますが、夢だからいいじゃん!とその楽しさ、きらめきに心を鷲掴みにされました。描かれた風俗は移ろいやすいものですから、これだけはリアルタイムで観られて本当に良かったと思いました。
後半、主人公の一人が「蘇った」ということの意味について、そこは深く考えずに観てしまったので、もう一度観て考えたいと思います。
どこで泣けたかというと、やはり前半でこれでもか!というくらい描写された日常生活を生きていることの美しさ、若い時間のかけがえのなさ、人と人を結びつけている好意、やさしさ、誠実さなどの積み重ねてきた大切なものが一瞬で失われてしまう悲しさでしょうか……。戦争とはまた違って、本当になんの前触れもなく一瞬で……。

本作に対する予備知識があって、さらに本格的なSFを期待しているともしかしたら引っかかる場面もあるかもしれませんが、圧倒的な映像美だけでも楽しめるかと思います。あ、でもさすがに主人公二人のキャラクターが好きになれないと、最後まで観るのも苦痛だとは思いますが……(^_^;)
もっと引いてみたら宮崎アニメの女の子に反発を感じずにはいられないように、三葉に対しても都合が良すぎてリアリティがないと感じるかも。瀧はキャラクター造形がわりとうっすいのと、異性だからか特に何も感じませんでした。可愛いなーいい子だなーくらい。

娘と行こうと思ってたんですが、先に行った方が子どもによってはわかりにくいかも……と言われてたので、一人で行きました。
なるほど、三年の時間のズレや、宮水家の因縁など、うちの子にはわからないかもと思いました。

とにかく面白くて、楽しくて、泣けて、感動しましたので、観るべき映画だとお勧めします!
ネットの評論も深くて熱くて色々楽しめました。カエルくんがオススメです。すごくいい評論なので、多分に影響を受けてこの記事を書いてしまったかも。

腐女子の付け足し:
本当に予想を裏切るてんこ盛りのエンタメ性で、腐女子のためにも司×瀧を入れてくれるなど(あ!逆の方すみません!便宜上↑こう表記しましたが、逆でもなんの問題もなし♡メガネは受け攻めどっちも良し!)、万人に対するアピール力が大ヒットにつながっているんですね〜。プロデューサーの力なんでしょうか?すごいです。

最新情報をチェックしよう!

日常の最新記事8件