「Kiss」2015年10月号 感想3 バラ色・こいいじ

「Kiss」2015年10月号 感想3 バラ色・こいいじ

今年は秋が早く来ましたね。大型連休の前に溜まっているまんが感想を終わらせたい!と思います。勝手にやってるだけですが(^^)

以下ネタバレありの感想です。

「バラ色の聖戦」Stage.87

前回、悪質な中傷記事に対する反論を、寸劇に仕立ててパロディとして笑い飛ばして見せた真琴と茜子。アンコールに沸く会場から、二人は今度はモデルとしてのウォーキングで、「カッコイイ」という賞賛を引き出します。
もう一度ステージに浅野を上げて、息の合った仕草でポカリと殴る真似をして笑いを生み、三人でお辞儀をしてフィナーレ。
大変な盛り上がりに、完全に真琴を侮っていた紗良はうろたえ、信輝さんは心配してくれますが、お母さんは紗良はトップ取れるんでしょうね?!と相変わらず自分の面子しか考えてません。
さて投票の結果は、真琴が3位!
せめて最下位からは少しでも上がって……!と祈っていた真琴は呆然。
沸き起こる「真琴」コールに泣き崩れるまどか社長。
真琴の目に涙が浮かび、出来ることは頭を下げて感謝を表す、ただそれだけ。隣の茜子は笑って祝福し、ネット中継を見ていた真琴の家族も大喜び。
残るは一位と二位!茜子と紗良、どちらに軍配が上がるのか。
皆が固唾を飲んで見守る中、得票数14万の第2位ーースポットライトが照らしたのは、無情にも茜子でした……。
無言で歓喜に打ち震える紗良。
敗北の衝撃と無念に伏せた目を、プライドで笑顔に作り変えて、茜子は投票への感謝と率直な悔しさを表明して、プロとして場を保ちます。
一位は15万票獲得の紗良。茜子との差は僅かでしたが、新しい「VENUS」の顔を見事射止めました。
ようやく悲願だった茜子を見下ろす日が来た!と、晴れの舞台なのにヒール(悪役)全開の紗良(^_^;)
編集長から花束と「新女王」の称号をもらい、母の前で勝利を収めたことにご満悦です。
三原編集長も予想以上の盛り上がりに、この企画の延長戦を示唆するなど相変わらず遣り手です。人生楽しそうでいいなー編集長!
祭りが終わった舞台裏では……目が合って一応賛辞を贈った茜子に、
「あなたはいつでも安心して引退してね」
と紗良の強烈すぎるリターン。悪役街道まっしぐら。ハイヤーで祝勝会行っちゃいます。調子のりのり。
一方真琴たちも打ち上げ。ある意味紗良の仕掛けた罠のお陰で、真琴の順位が爆上げ出来たと、怪我の功名だとこちらも大盛り上がり。
そんな中、ただ一人茜子だけは、表面は明るく気丈にふるまっていても、失ったものの大きさを噛みしめていたのでした。
大きくて熱い、懐かしい浅野の手は今は真琴のもの。男友達はいても、何もかもを打ち明け、悲しみを分かち合ってくれる相手は誰もいない。
モデルとして下からは追い上げられ、これだけはと必死で守ってきたトップを明け渡し。
「もう私 終わりかなあ……」
認知症の母にぎりぎりの思いを打ち明けてもそれは、独り言を言っているのと同じで……。
でも母は茜子におせんべいを勧めます。袋が空になるまで積み上げて、食べれば元気が出るからと。
ふっと微笑み、涙を流す茜子。茜子が泣けるのは、この場所しかない切なさ。
紗良御一行はというと、ワインを片手に高笑いの見慣れた光景ですねー。
「私は日本のトップモデルの母親よ!……これ以上のことある⁉︎」
と紗良ママ。あくまで娘がトップなんじゃなくて、トップの娘の母親が私。清々しいまでに自分大好き。紗良全然好かれてない。
お母さん自慢しすぎ!とか浮かれてていいのか?
来月はカラー付き、真琴と紗良に新たなバトル勃発!だそうですが、茜子がどうなるのか気になるな〜。

「こいいじ」第13話

とりあえず、未遂!
銭湯行って、おごりのフルーツ牛乳飲んで、手をつないで帰ってきたら、アパートのドアの前に優がいました。
とっても後ろ髪を引かれる感じで河田さんが帰った後、優が来てくれてホッとしたと漏らしてしまい、あの人のこときらいなの?と突っ込まれたのを否定しながら、心の準備が必要とは言えない、と思うまめ。
やっぱりまめはちょっと流されてたのかな?
こんな夜中にどうしたのかと聞けば、父には黙って家を出てきたんだと、優。
「ゆめちゃんと……
ソータくん
ちゅーしてたみたいで……」
見間違いかも。わかんない。ゆめちゃんもすきだけど、やだったの。我慢できなかったの。
優が眠った隙に、深夜のファミレスで落ち合う聡太とまめ。
酒に酔った上での事故で、未遂だと聡太に言われて、独身の大人同士なんだから何も問題ないことじゃん……と自分に言い聞かせながらも、優はそうじゃないんだ。新しいママなんてダメ、口ではどんな風に言っても、それはあたしでもダメなんだ……とあどけない寝顔を見つめて、まめは思いを巡らせます。
朝になり、風邪引きのまめ。
あたしのせいだと責任を感じ、一生懸命に世話をやく優に、何か他に出来ることない?と聞かれて、聡ちゃんと仲直りして。キスしてないってよ、うちのお姉が酔っ払ってただけだよ、と最善の方向に誘導するまめ。
タイミングよく現れた聡太に、優もわだかまりなく振舞って、親子ふたりに看病されて、かえって熱が上がりそう……とまめも笑うしかなく。
風邪を引いてしまいましたと、河田さんにメールして駆けつけてもらうよりも。
思いがけず得た聡ちゃんと優、一番に好きな二人との時間を少しでも引き延ばしたい……。心の中でごめんなさいを繰り返すまめ。
(ばかだな)
二人が帰って一人になって、まめはベッドの中で考えます。
どうして考えてもみなかったんだろう、ゆめ姉ちゃんと聡ちゃんが、付き合っていたことがあるんじゃないかという可能性を……。

キャラクターの造形も、描線も、セリフも全部が柔らかくて、難しい、読みにくいところなんて全然ないのに、すごくスリリング!心理描写を追うのが怖い。
サブタイトルは「おとなの恋には嘘がある」でした。自分がすっごく子供に思える40代です、ハイ……。

11月号の感想はこちら

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