「恋と軍艦」6巻 西炯子 感想

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待ってましたぁ(^○^)
「なかよし」にて絶好調連載中、西炯子先生の「恋と軍艦」の6巻です!
6巻のカラーはちょっと大人っぽく藤色で。手を差し伸べる町長さんが意味深です。

6巻も相変わらず可愛くて楽しいんですが、今回は町長さんが多めで……結構シリアスでした!
元々このマンガは、東京から一人で、母方の祖母の住む小舟町に転校してきた、主人公の遠藤香菜が、30歳年上の町長さんに恋をして、そこからいろんな人間模様が繰り広げられまくっている……っていうお話です。
とにかくエピソードがてんこ盛りで、本筋を見失いそうになる、結構西先生らしいお話です。
30歳差の初恋を筆頭に、両親の不和、素敵な家に住んでいるプロの漫画家(作風はかなりエロより)、その人と町長のBL的関係、町民同士の対立、漫画家を目指す親友、合間に町おこししたりとてんこ盛りです。
キャラクターがみんな魅力的なので、話があちこち転がっても面白いのでいいんですが、そういう意味ではやっぱり「なかよし」だと浮いてるんでしょうか。香菜と親友・晶のそれぞれの空回りっぷりを茶化した視点も多いし、そこが最高に面白いんですが、感情移入しにくいかもですね。

あとすごいって思うのが、かなりたくさんの作品を同時進行されているのに、作画の乱れが感じられないところです。いつも画面がきれいで絵がかわいい(^^♪
ファッションも、制服含めて、女の子も男の子もかわいい!

私は晶と香菜だったら香菜のがひいきです。天真爛漫さが可愛い。
今回晶のセリフにあったんですが、
「遠藤さんのそのポジティブさにみんな巻き込まれていくのよね……現実をつい忘れてうっかりその気になっちゃう。もはや才能よね。その何も考えてないウルトラ脳天気」
ほめてないわよ、って言ってますが、なるほど晶も香菜といることを楽しんでいるんだなーと。今回は友情もかなり熱かったです!

それにしても、小舟中学校の制服はセーラー服なんですが、5巻の25・26話だけなぜか、ジャンスカとセーラー二種類存在する感じになってるんですよね……6巻ではセーラーのみでした。でも二人のリボンタイ姿も可愛かったので良し(^^)

もう一つの6巻の感想はこちら

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