「月刊少女野崎くん」6巻 椿いづみ 感想

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待望の新刊!落ち込んでたり、何となく元気が出ない時にぴったりの作品です。
元々完全に守備範囲外の本作品、「ましろのおと」を貸してくれる心優しきお方が面白いよ!絶対笑えるよ!と貸してくれたのですが、見事にハマって買い揃えました。
四コマ?って最初そこから驚いて、椿先生が「花とゆめ」の売れっ子作家だということにも驚愕。大変無知な出会いでした。
スクエアエニックスのコミックスがうちにあるなんて、挟み込みチラシを見ても、未知の世界過ぎて……でも名前だけは知ってる作品いっぱいあるなー。アニメ化すごいなー。

のっけから脱線しましたが、以下ネタバレありの感想です。
[adchord] 今回は夏休みだから?みんなで漫画を描いているシーンはあまりなかったです。
第51号から60号まで10話×12本。そういえば各話の後のおまけは書き下ろしなんでしょうか? カバー下にももちろん2本ありです。

第51号
若松の変身願望……鈴木がいいと言われてわくわくしている野崎くんですが、顔も男気も優しさも若松の方が勝ってますから!メンタル弱いけど。
素で鈴木を上回る恥ずかしさの鹿島くん。なんか最後のコマ、千代ちゃんの書いたモブみたいな違和感で面白い。
ヒーローが見開きで言うようなセリフを普段使いの鹿島くんに、トーン談義が盛り上がるのがなんとも。
眼帯で変身できちゃうアホの子可愛すぎ!小学生以下かよ!
結局若松は少女まんがで出来ている……ってオチでした。このコンビ、野崎くんの先輩ぶりが見られて好きです。
第52号
ラノベ風に始まりましたが、夏の増刊号ホラー特集にむけ、みんなで知恵を絞ります。良さそうな案が出ても、「恋しよっ♡」の世界がそれを受け付けません。
いつものように、偉そうなこと言っても人一倍の怖がりやがいるので、参考にホラー映画を見ることも無理。パッケージの説明だけでギブアップのみこりんよ……相変わらず庇護欲くすぐりまくりだね……。
しかたなく推理ゲームで代用。もちろんのっけからグダグダのいつもの展開かと思ったら、意外にも少女まんが的ときめきが!暗闇でプレイ中、お菓子と間違えて野崎くんが千代ちゃんの指を!砕けそうになるまで噛まれるところでしたが、生温かかったそうです♡
第53号
都さんは漫画家なのを周囲に秘密にしているんですが、にっこり笑顔で誤魔化している内に、多大なる誤解を産んでいます。
「あいつすげー闇抱えてんだよ」って実際はタヌキしか抱えてないのに……あれ?タヌキが「すげー闇」かも?
浮気癖のある男子高校生は実際初恋もまだなのに。噂って怖い。
ネコ耳・バニーガール・コスプレ……男子の本懐をことごとく否定する野崎くん。
黙っていられず立ち上がったのは、都の大学の友達の一人、遼介です。ちょっとチャラそうですが、イケメンです!……でもビビリでした。
因縁をつけられても、野崎くん的にはネタを仕入れることが出来たのでオッケーのようです。さすが少女漫画家。
そしてなんとこの遼介くん、結月のお兄さんなのでした!ということはレギュラー化?都さんに惚れたら苦労するよー!!
この話のおまけで、自分の好きな相手の方を迷わず褒めちゃう三人娘が可愛いのなんの。
第54号
まだまだホラーまんがのネタ探しが続きます。夜の学校に男二人女の子ひとり、でも誰も怖がらない、だめ選抜。
女の子役も出来る鹿島くん、さすが演劇部のエトワール☆
さらにその斜め上、女心を知り尽くしている野崎くんのうざさが全開に!
「断るとか、ありえないけどな」笑った!6巻で一番笑いました。
「かわいい後輩・延長戦」は嬉しそうな堀先輩に萌えたし、ハッピーエンドな七不思議も楽しかったし、3人+剣さんしか出てこなかったけど、おいしい回でした。
第55号
野崎くんに一週間会えなかった千代ちゃんが可愛い回。
初めての好きな人の実家。そりゃ緊張の連続ですね。
真由にまでウザがられるほど野崎くんを好きな千代ちゃん、ほんとに可愛いなあ。
第56号
部活漫画の参考にと、バスケ部の押しかけ「女子」マネージャーに扮する野崎くん。みんな迷惑してます。もちろん結月も乱入です。まったく癒し効果のない女子マネ二人笑
しかし優秀なネタ元により、ドキドキ展開ゲット!初心は貫けたがちょっと悔しい野崎くんでした。
第57号
ただの趣味(萌え)の話になってる編集さんたち、楽しそう!特徴ないと言いつつ、一生懸命「恋しよっ♡」の売りを考えてくれてる剣さん、愛を感じるなー。
第58号
みこりんピンチの巻。いやちょくちょく追い詰められている方なんですが。
可愛い女の子に告白されて、彼女はおろか好きな子も三次元にはいないのに、ここまで困るって……。
でも「何も言ってこないだと?!」は笑った〜二人とも、相手には求めるものがあるんだね笑。
でもいざという時、みこりんが頼るのはやっぱり親友・千代ちゃんでしたね。
変身した結月も可愛かったけど、ラブラブな雰囲気ゼロなのによく騙せたな。鞄捨てられてるし。
一方若松とはいつも通りでもラブラブ?なんですよね〜。
しかし「先輩の王子様は私がやりたい!!」ってどんだけ……こっちが照れますよ、もー!!
第59号
三次元の女子は断ったのに、ネットの向こう側の相手にはノリノリで下心だだもれのみこりんです。……ほんとにそれでいいの?´д` ;
対する男子中学生の盛り上がりもすごい。
平仮名メールに翻弄されるみこりん、ちょろすぎる。野崎くんはさすがに「計算だ!」と喝破したようなこと言ってますが、やっぱり男性には素朴?スレてなさ?が大変な魅力なんでしょうね〜って女性もか。
頑張った結果、メールが進化した真由くんが一番可愛いですよ。
第60号
やっと終わりまで来た……!だらだら感想書いてすみません。お付き合いありがとうございます!ただ結構楽しかったです。気分が明るくなりました。
野崎君の書いた脚本、千代ちゃんが微妙に侮って(馬鹿にして)ましたが、さすが本職!深いなー見直した。
そして絶対に鹿島くんにはなびかないんだーへえ〜( ̄▽ ̄)なんででしょう?それは一番仲良しの子が他にいるからです!
なんか9巻はみんなラブラブでしたね(みこりん除く)。

なんとも現実離れした心地よい野崎くんワールド!6巻の特装版には御子柴フィギュアが付いてたんですよね。やっぱりみこりんが一番人気なのかな。可愛いし、裏ヒロインだからな……。

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