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「フラワーズ」2017年7月号感想(とりかえ以外)

time 2017/07/04

「フラワーズ」2017年7月号感想(とりかえ以外)


表紙は無事に最終回を迎えた「7SEEDS」!Wヒロインの花とナツ。……ダブルヒロインだったことに今気が付きました。お花は百合と…蓮⁈ちょっとわかりません。
めちゃめちゃ大きく最終回って入ってます。16年……すごいなー。
以下ネタバレありの感想です。

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「フラワーズ」2017年7月号

「7SEEDS」
巻頭カラー100P。A3ポスター付き(男性陣を描き下ろし)。
花と嵐の会話と「愛してる」。やっぱり感動するなあ……。
離れている時も相手の生存の形跡を見つけて、それが生きる力になっていた…という会話なんだけど、結局まだ会えてない時に通信でするっていう演出が上手いなあと。しかも蝉丸が花に今の内に喋っとけって促して。
蝉丸がナツに物語を書き留めろって言ってくれたのはすごくいいアイデアだ!と感心しました。二人もいい感じで終わって満足(^^)
別コミに載ってた最初の方は読んでないのでストーリーが把握出来ないと思ってましたが、最後の方の大増ページも嫌じゃなくてむしろ見応えあって、見せ方が上手いなーって常に感心して面白く読めました。これだけの群像劇を描き切ってお見事!
完結35巻は8月10日発売だそうですが、まだ番外編があるそうです。

「初恋の世界」
西先生のまんがに欠かせない感じのキャラ、黒岩嬢の話でした。マイペースなぽっちゃりさんで、毒舌だけど憎めない……っていういつもの役どころなのかなあって思ってずっと読んでいたんですが、4人組の中でもかなり重く切ない背景が明らかになりました。
「私が欲しいものはいつも他の人の手に渡る」って……読んでて一番しんどかった……。本当にその男が欲しいの? っていうところまでは個人の選択だからいいとして、子どもはなあ……。選択出来ないのが切なくて、重苦しい。ドライブデートがどうなるのか非常に気になります。

「ブラ日和」
キャミ着てないの⁈ と驚きますが、作品上の都合ですね(^^) テスト中に橋本くんと付き合う妄想が止まらなくなっちゃうのが可愛かった。そして橋本くんの純情な反応も。爽やかで甘酸っぱかったです。

「春の夢」
いきなり最終話⁈ と驚き。でも今月の表紙も可愛い…!ぜひタイトルがかぶさってない状態で見たい。新・ポーだけの原画展があったらなあ!すっかりこのエドガーとアランにも慣れました。海の底の線路、蒸気機関車、木造の駅舎……そして装飾的な植物も素敵……エドガーの手にした砂時計……これだけで無限の物語が感じられる絵なのです。
例のファルカに教わった空間移動の技を使ったエドガーのおかげで危機一髪かと思いきや、……結局悲劇に。ブランカの髪がエドガーに対する恐怖で白くなってしまったのが何とも言えず悲しいです。
「ぼくが手を下すと…なぜか弱い者になってしまうんだ」
この辺り、萩尾先生が昔の設定の穴を埋めようとしている感じが萌え!です。
ブランカの命がかかったこの危急の事態にもやきもちをやいて、捨てられるくらいならファルカと行く! と自棄を起こすアランに「絶対ダメだ!」とエドガー。
絶対絶対、ぼくから離れるなんてダメだ! って言われてるんだから、信じてあげればいいのに、アランってばもう。どうしてもエドガーの一番じゃなきゃ我慢出来ないんだよね。エドガーの庇護がなければアランは生きられないんだから。そしてエドガーの言いなりにならない、意思をもった他者だからこそ、エドガーはアランに生かされていると感じるんだよね! ファルカには痴話げんかって言われてるけど、ほんとこのふたりって……素晴らしい組み合わせ( ;∀;)
「アランがいないと、ぼくは幽霊になってしまう」
エドガーの俯いた寂しげな表情も相まって、この殺し文句最高なんだけど、
「きみがそういうなら幽霊じゃないんだろうな」の流し目も痺れる〜!!
結局ブランカはファルカが連れて行き、エドガーたちはまた旅へ。
「あの人たちはどこへ行ったのーー?」「夢かも…」
春の夢って憧れの象徴なんですね。184ページから始まる6ページ分のエピローグが美しいです。月並みな言い方ですが、文学作品のよう……でも絶対に、まんがでしか表現出来ないという……この。
「きみは壊れた時計が好きなんだ。だからちょっと壊れた人間のそばにいたがるんだ」これは元人間で永遠の少年・アランにしか言えないセリフ〜!
「あたしは……思い出になってしまった」とブランカ。
ミュラー/シューベルトの「冬の旅」の中の「春の夢」。過去にしか存在しない、どこにもない幻の春。絶望して死を願うほどに鮮やかな夢。
あ〜本当に、歴史に残る名作ですよ、新旧ともにポーは! 萩尾先生、予定より長い連載をありがとうございました!
コミックスは全1巻で7月10日頃発売。そして来春には新作が! うれしい……。
宝塚の舞台化はあまり興味ないですが成功してもっと「ポー」の知名度が上がるといいと思います(^o^)

「ふるぎぬや紋様帳」
伊都子の職場の後輩、不思議大好き翔子ちゃんのお話。彼氏の拓海くんはかっこいいし、お付き合いもいい感じでしたが、何と言っても面白かったのは、
「河童を釣りに行く女たちが、結婚したりデートしたりよ! 伊都子ちゃんもがんばりなさーい」
「ほっといて」
所長とのこのやり取り。のんびりしてていい。

「エンジェルトランペット」
面白いんだけど、特に感想はないです。

「グレさんぽ」
メロンパンから始まるパン話。パン好きです。色んな食べ方がありますね。

「亀の恩返し」
えっ……全然期待せずに読んだら、いい話だった……( ; ; )
五時間病院に行けなかったーーって、実際には子どもを一人にするなんて出来ないからないけど、すごくわかるその気持ち。亀も文句なしに可愛かった面白いエピソードが来るのかな? と思ったら逆に窮地に立たされるっていう展開もいい。解決方法も納得出来て、よくまとまった短編でした。よく出来た短編が長編よりも好きっていう嗜好があるのでよかったです。

「コスモスなんてキライ」
わー苦手な絵。でもお話は面白かったです。二部構成が効いてます。切なくて、可愛いのがお得感がある! ファンタジックに始まってロマンチックなのが一転下世話で親しみやすくなるギャップが楽しかったです。
亀の方がまとまっていて深みがあるかと思うけど、やはりラブコメはいい。「後からゆり戻しがきてきつかったりする」とセリフ廻しもこなれてて。うーんどっちだろ。正直どっちも絵がなあ……。でもこのグランプリ企画、気合い入った短編が読めて嬉しい!

「未知との遭遇猫山さん」
部下のツッコミの鋭さが面白かったです。

次回は「海街」掲載、吉田秋生40周年記念号です。「マロニエ」と「初恋」が楽しみです。「ポー」が載ってなくて寂しいけれど、さらなる続編のためにフラワーズを買い支えるぞー! という気持ちです。

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