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「とりかえ・ばや」感想① フラワーズ 2017年9月号

time 2017/11/14

「とりかえ・ばや」感想① フラワーズ 2017年9月号

「とりかえ」も一月号でついに最終回ですね! 自分のためにも駆け足で振り返っておきたいと思いまーす!
以下ネタバレありの感想です。

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「とりかえ・ばや」episode61. 乱

表紙は凛々しい睡蓮と美しい沙羅。すっかり見目形が元の性別らしくなってます。

都の空が禍々しい色に染まっています。朱雀院で一の姫宮と五節の尚侍がそれを見上げ、内裏で何か異変が……? と不安を募らせます。この二人、お人形みたいでほんと可愛い主従ですね〜。
宮中では吉野の宮が呪詛返しを受け、昏倒します。深い眠りに落ちている今、そのまま亡くなってしまうこともあると薬師が……。
睡蓮の報告に顔色を失う主上と沙羅。
宮の命を賭けてまで行った「呪詛返しは成ったのか?」
流刑地の銀覚の様子を伺うために早馬を出してはいるが未だ確証はない。
この危急存亡の事態、都の警備は「力を尽くし努めまする! 命にかえても」
張り詰めた表情で頭を下げる睡蓮。もう誰の命も危険に晒したくない……と主上が思ったとしても、最早引き返すことは出来ません。
一方右大臣家では。
生きる拠り所を失った幻覚がうつろな顔で燭台を持ち、邸のそこここに火をつけて回っています。女房たちに騒がれようと、何も耳にそして心に響かぬように……世界を焼き尽くして行きます。
里下がりしている梅壺のところにも、慌てた女房が転がり込んで来て、今すぐ逃げるよう進言します。
「美坊主どころか今や夜叉そのもの…」
火事じゃ、付け火じゃ! と飛んで来た父である右大臣も「なにゆえあのような神々しい御坊様が?」と訝しみながらも、娘を逃す手配を整えます。
内裏へ戻りたいが主上のお許しがない。とりあえず朱雀院へ……と乗り込んだ牛車に涼しい顔で現れたのは幻覚。牛車を引くものどもも、幻覚の手下。
「どこへ連れてゆくつもりじゃ」
「あなたは帝の女御、私は銀覚さまの僕──私たちは一蓮托生」
銀覚は美しい顔で不敵に微笑むのでした。
内裏では沙羅が見守る前で睡蓮が鎧を身にまとっています。そこへ現れたのが石蕗。沙羅は黙って席を立ち身を隠します。相変わらず内気な方だと感想を述べる石蕗に、急に来るからですと睡蓮はけんもほろろ。
右大臣家は妻の実家、火事は下火になったようですが不穏な動きが収まらないので私が見廻りに行こうと石蕗。
睡蓮は、では私は朱雀院へ、と。
我ら力を合わせ主上と都をお守りしよう! と意気盛んな石蕗ですが、睡蓮の対応はスーパークール。しかし全く懲りずに、尚侍さま! 失礼しました、行ってまいります! と大声で呼ばわります。
「あいも変わらずだな、あの御仁は」
「懐かしい?」
「もう別の世界の人だよ。それより武者姿が身についてきたね」
「まだえせ武者だよ──鎧が重いよ」
御簾の陰での二人の会話、大人びた横顔……過去を吹っ切って、今を生きる二人の頼もしさ、美しさ……二人の成長に感動! 石蕗との関係に決着が付いて安心しました。

朱雀院へと向かった睡蓮、見知った牛車とすれ違い、改めるとやはり一の姫宮!
「出歩かれては危のうございます!」
結局牛車に同乗し、事のあらましを語って聞かせると、一の姫宮はますます思いつめた様子に。
「弓弦親王の御乱心…吉野の宮さまの呪詛返しとは…なおのことお見舞いせねばならぬ」
その優しいお心を痛いほど理解しながらも、睡蓮は真摯にかき口説きます。
万が一主上に何事かあれば……姫宮が東宮、いや帝となりこの国を治めなければならないのです! 御身はあなただけのものではないのです。この右大将をはじめ廷臣全てが身を尽くしてあなたを守る意味をお考えください。
「どうかこのまま朱雀院にお戻り頂き、都の安寧を神仏にお祈りして頂きたいのです」
愛しい光子にまた以前のような重圧のかかる不自由な生活を示唆するなど、睡蓮も身を切られる思いでしょう。睡蓮の思いを光子も静かに受け止めます。そのようなことがあってはならないと、命を賭けて職責を全うしようという男の覚悟を感じ取ったのです。
「──右大将の申すこともっともである。朱雀院へ戻る」
たった今吉野の宮が生死の境をさまよっていることを知り、本来なら右大将の言い分に加担して姫宮を諌めるはずの五節の尚侍。お慕いする相手の元に駆けつけたくて、これが最後かも知れないのにと、もうたまらない気持ちですが、年若い二人が自己の責任を果たそうとしているこの時に、そんな私情を言い出せるはずもなく……身が千切れる思いで控えていると、そのことを知ってか知らずか──光子が言います。
されど吉野の宮のご様子が気がかりでならぬ。尚侍、わしの名代として見舞いに行ってくれぬか?
「かしこまりましてございます」
救われた思いの尚侍、右大将の従者に伴われて馬に乗り換えます。
さて姫宮を朱雀院へ送り届けようとした睡蓮に、当の姫宮がずばりと言います。
「そなたも内裏へ戻るのじゃ」
見よ、火事の煙は薄くなったが、人々の騒乱の声が内裏の方角へと移動しておる……良からぬことが起こる気配がする。
「早う戻って主上をお守りするのじゃ」
「はい! 姫宮もご無事で」
まだまだ睡蓮青いな……。さすが修羅場をくぐり抜けて来た経験の差! と光子さまに惚れ直してしまう前半でした(^^)

②につづく。

9

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